ひよころ鶏園について
飼育環境
飼養環境は無積雪期は放し飼いを主に行い、積雪期は平飼いが基本となります。現在は飼養羽数の増加に重きを置いて飼育している為、放飼場が狭いですが、今後約20,000㎡の未利用山地を利用して徐々に完全放し飼い自然卵の生産を地鶏・軍鶏・烏骨鶏で始めていく予定です。
また、雄鶏を5~10%混えて飼育する為、有精卵となります。
飼料について
生産者自身食物アレルギーがある為、完全配合飼料や添加物・抗生物質などは使用せず初生雛より自家農場で地元阿賀野市産の米を中心に厳選した原料20種類ほどを、毎朝夕と品種や生育ステージに合わせ配合を行い給与しています。
採卵から肉に移行する期間は特に集中して玄米等を炊いたご飯を給与する事で肥育を行い、肉としての利用価値を高めております。
飼料の90%以上に国産原料を使用し、輸入飼料の大半は乾草となります。また、乳牛飼料の技術を応用したサイレージ(※家畜用飼料の一種で、飼料作物をサイロなどで発酵させたもの。一般には、青刈りした牧草を発酵させたもの)を作る副資材として、大麦など輸入飼料を若干使用しています。
《原料》
新潟県産米・乾熱大豆・ゴマ・鰹節・牡蠣殻各種・米糠・貝化石・ヨーグルト・オカラ・ビールモルト・乾草(ルーサン・北米または豪州産)・海藻(ホンダワラ)・野菜各種・野草・糖蜜・大麦・リン酸カルシウム・ニンニク・ショウガ・各種薬草(ウォード)など